リノベーション工事が無事完了し、引き渡しを受けたあと。
いよいよ新しい暮らしのスタート!…でもちょっと待って。
引き渡し後にも「やるべきこと」「知っておくべきこと」がたくさんあります。
メンテナンスの方法や保証制度の確認、暮らし始めてから気づく意外な注意点まで、この記事でしっかり確認しておきましょう。
目次
✅ 1. 引き渡し時に確認すべきチェックポイント
引き渡しは「完成=ゴール」ではなく、「快適な暮らしのスタート」です。
ここでの確認不足は、後のトラブルにつながることも…。
🔍 主なチェックポイント一覧:
チェック項目 | 内容 |
---|---|
キズや汚れの有無 | 壁・床・設備などに施工ミスがないか確認 |
設備の動作確認 | 水道・電気・ガス・換気扇・照明などを実際に動かす |
図面・仕様書との一致 | 依頼内容通りに仕上がっているか確認 |
保証書の受け取り | 設備や工事の保証書はこのタイミングで受け取る |
取扱説明書の確認 | 設備の使い方をその場で確認しておくと安心 |
⚠️ その場で気づいたことは、必ず書面で伝えましょう。
あとから「言った・言わない」のトラブルを防げます。
✅ 2. 引き渡し後にやるべき手続きと準備
引っ越しや新生活のスタートに向けて、以下のことを早めに済ませておくとスムーズです。
- 🛡 火災保険への加入・切り替え
- 📝 住所変更(住民票・運転免許証・銀行など)
- 🧹 引っ越し&荷解きスケジュールの確認
- 🪑 新しい家具や家電の搬入計画(サイズ・搬入経路の確認)
✅ 3. メンテナンスの基本と長く住むための工夫
せっかく手に入れた新しい空間。
10年後も快適に住み続けるには、日々のメンテナンスが欠かせません。
🧼 日常メンテナンスのコツ:
- フローリング → 週1回の乾拭き+年1回のワックス
- 壁紙 → 汚れは固く絞った布で軽く拭く
- 換気扇 → 3ヶ月に1回はフィルターを洗う
- 水回り → 排水口のぬめり取り&カビ予防はこまめに!
🛠 定期点検が必要な場所には、カレンダーやアプリでリマインド設定をしておくと◎
✅ 4. 保証制度とアフターサポートを活用しよう
ほとんどのリノベーションには「保証期間」があります。
トラブルが発生したら、無理に自分で直そうとせず、まずは施工会社に連絡を。
🔧 よくある保証内容:
項目 | 保証期間の目安 |
---|---|
設備(キッチン・浴室など) | 約1〜2年 |
仕上げ材(壁紙・床など) | 約1年 |
構造部分(耐震補強など) | 5〜10年(工事内容による) |
💡 保証期間内に気づいたことは、できるだけ早く報告を!
時間が経つほど、無償対応が難しくなる可能性もあります。
✅ 5. 実際に住んでみて気づく「調整すべきポイント」
暮らし始めると、「あれ?ここもう少しこうしたいかも」と思うことがあります。
よくある“あとから気づくポイント”:
- コンセントの位置・数
- 収納の使い勝手
- 日当たりや照明の明るさ
- 冬場の冷え対策(断熱性能)
🔁 こうした部分は**「暮らしの癖」がわかってから改修を検討する**のもアリ。
すぐに手を加えるのではなく、しばらく生活してみて見極めましょう。
✅ まとめ|引き渡し後も「育てる暮らし」がリノベの魅力
リノベーションは完成して終わりではなく、住みながら自分たちらしく育てていくものです。
✔ 引き渡し時のチェックを丁寧に
✔ 保証とメンテナンスをうまく活用
✔ 気になるところは「あとで調整する」という柔軟さも大切
新しい暮らしの第一歩を、安心してスタートさせましょう!
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