リノベーションを検討する中で、多くの人が直面するのが資金の問題。
その中でも特に「リノベーションローンと住宅ローンってどう違うの?」「どっちを使えばいいの?」という疑問はとても多く聞かれます。
この記事では、リノベーションローンと住宅ローンの仕組み・金利・用途の違いをわかりやすく解説し、あなたに合った選び方のポイントも紹介します!
目次
✅ 1. そもそもローンの目的が違う!
項目 | 住宅ローン | リノベーションローン |
---|---|---|
対象 | 家(土地+建物)を買うためのローン | 家を改修・リノベするためのローン |
借入金額の上限 | 高額(数千万円〜) | 低め(数百万円程度) |
借入期間 | 長期(〜35年) | 短期(〜10〜15年) |
金利 | 低金利(0.3%〜1.5%) | やや高め(1.5%〜3%以上) |
審査の厳しさ | 厳しい(収入・勤続年数・物件審査あり) | 比較的ゆるい(無担保型も多い) |
✅ 2. リノベーションローンの特徴とメリット
リノベーションローンは、すでに持っている家を改修したい人や、中古物件を購入済でリノベだけしたい人に向いています。
💡 メリット
- 審査が通りやすくスピーディー
- 担保が不要な「無担保型」も選べる
- 一部はフリーローンとしても使える
⚠ デメリット
- 金利が住宅ローンより高め
- 借入可能額が小さく、返済期間も短い
- 月々の返済負担が重くなることもある
✅ 3. 住宅ローンの特徴とメリット
住宅ローンは、「家を買うこと」が前提ですが、購入と同時にリノベ費用も借りられる“セット型”住宅ローンがあります。
💡 メリット
- 金利が圧倒的に低い(変動なら0.3〜0.6%台も)
- 借入期間が長く、月々の返済がラク
- 物件購入+リノベ費用をまとめて借りられる
⚠ デメリット
- 融資実行の条件が厳しく、物件の担保評価が必要
- 審査・手続きに時間がかかる
- 持ち家をすでに持っている人は使いにくい
✅ 4. 中古+リノベには「一体型住宅ローン」が最適!
「中古物件を買ってリノベーションしたい」なら、**一体型住宅ローン(物件+工事費まとめて借入)**が圧倒的に人気です。
📌 特徴:
- リノベ費用も住宅ローンに含まれるから低金利のまま借りられる
- 工事完了後に清算できる「つなぎ融資」付きの商品も多い
- 銀行・フラット35・リノベ専門金融機関が提供
💡 注意点:工事費見積書・施工内容の審査・融資実行のタイミングなど、事前準備が重要!
✅ 5. どっちのローンを使うべき?選び方のポイント
ケース | 向いているローン |
---|---|
持ち家をリノベしたい(家はすでに所有) | リノベーションローン |
中古物件+リノベをしたい | 一体型住宅ローン(物件+リノベ) |
少額・部分リノベをしたい | リノベーションローン(無担保型) |
フルリノベ・大規模リノベをしたい | 担保付き住宅ローンで借入限度を拡大 |
✅ 6. よくある疑問Q&A
Q. リフォームとリノベーションでローンの種類は変わる?
→ どちらも原則的には「リノベーションローン」で対応可能。ただし、金額が大きい・構造を変える場合は住宅ローンの対象に含めやすいです。
Q. 住宅ローン減税は使える?
→ 住宅ローン減税の対象になるのは、住宅の取得と一定条件のリノベに限られます。リノベ単体でローンを組んだ場合は対象外のことが多いので要注意。
✅ まとめ|金利・目的・条件を比較して最適なローンを選ぼう!
✔ 金利は住宅ローンが低いが、手続きが複雑
✔ リノベ単体なら、スピーディーに借りられるリノベローンも便利
✔ 購入+リノベなら、住宅ローン一体型がベストな選択
資金計画をしっかり立てて、無理なく・理想的な住まいを実現しましょう!
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